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立ち会い出産して後悔?私と旦那それぞれの本音

今回のテーマは立ち会い出産

出産の前に病院から立ち会い出産を希望するかどうか、確認されるケースも多いのではないでしょうか。

 

私自身は周りの人やネットでの意見を聞いて、立ち会い出産は希望していませんでした。

が、しかし旦那が「立ち会いたい!」と訴えてきたため、しょうがなく立ち会い出産に

 

そんな立ち会い出産を経験した私たち夫婦のそれぞれの本音をお伝えします♡

立ち会い出産にするかどうか迷っているという方、ぜひ参考にしてみてください

 

新生児と両親の手

 

 

立ち会い出産のメリット・デメリット

 

私自身も立ち会い出産にするか考えていた時、いろんな意見を目にしました。

まずは、一般的に立ち会い出産のメリットやデメリットは何なのかを紹介しつつ、私の所感もつぶやきたいと思います。

 

立ち会い出産のメリット

 

  • 旦那さんに父親としての実感が生まれやすい
  • 出産の大変さを旦那さんにも分かってもらえる
  • 赤ちゃんの誕生という感動を共有できる
  • 自分が安心できる

 

旦那さんに父親としての実感が生まれやすい

立ち会い出産の1番のメリットはこれかなと、出産前の私は思っていました。

やっぱり母親は妊娠期間を通して、赤ちゃんの成長と一緒に母親としての自覚も芽生えていくような気がします。

でも、父親はそうではないですもんね。

なかなか実感がわきにくいものだと思うので、出産シーンを目の当たりにすることによって、「パパになったんだー!」と実感することもあるかなと思います。

 

出産の大変さを旦那さんにも分かってもらえる

出産の大変さはやっぱり経験してみないとわからないものですよね。

痛いとか苦しいとか、そういう言葉では表現しきれない感じ(笑)

実際、産後すぐはなかなか思うように体も動かくなりますしね。

 

出産の大変さを理解してほしいのであれば、立ち会い出産が1番の方法だと思います。

うちの旦那さんも大変さを目の当たりにしたのか、やっぱり、出産後すぐはかなり優しく、至れり尽くせりしてもらえました(笑)

 

赤ちゃんの誕生という感動を共有できる

生命の誕生はなかなか目にすることができないものです。

そんな貴重な瞬間を1人ではなく、夫婦2人で立ち会うことで、夫婦の絆が深くなったり、「一緒に育てていこう」という親としての絆が深くなったりすることもあると思います。

 

私の場合はそんなに感動できる人ではないので、あまりメリットには感じていませんでしたが、「夫婦で一緒に感動を分かち合いたい!」という人はいいのかもしれないですね。

 

自分が安心できる

出産は身体的な苦しさももちろん、赤ちゃんがちゃんと生まれてくるかという不安もあるものではないでしょうか。

そんな時に、隣で手を握ってくれていたり、声をかけてくれたりすると、こちらも安心して出産に向き合うことができるということもありそうですね。

 

私は破水して陣痛が本格的になってきた時から、旦那さんと一緒に分娩室に入っていましたが、その間腰をさすってもらっていてだいぶ楽でした♪

ただし、もう出てきそう!くらいまでくると、つたないさすり方がだんだんうっとうしくなってきて、「もういいから!」と断った気がします(笑)

とはいえ、「いるだけで安心」というのは本当だなと思います♡

 

立ち会い出産のデメリット

 

  • 夫が妻を女性として見られなくなることがある
  • 夫にイライラすることもある
  • 夫の気分が悪くなってしまうことがある

 

夫が妻を女性として見られなくなることがある

出産中は壮絶な戦いのため、激しい形相になったり、場合によっては、いきんでうんちが出てしまったりすることも。

これを旦那さんに見られるのは嫌、女性として見られなくなることに不安を覚える人も多いのではないでしょうか。

 

私自身も、立ち会い出産を希望しなかった1番の理由はこれです。

母になっても、いつまでも女性でいたいという思いが強かったので、旦那さんにここまで見せる必要はないのでは?と思っていました。

 

夫にイライラすることもある

旦那さんに立ち会ってもらうことで、安心する人もいる一方、イライラの材料になってしまうことも。

旦那さんがいることで、出産に集中できなかったり、旦那さんが思ったように動いてくれなかったりして、イライラしてしまったという人もいるようです。

 

私もいらっとまではしないものの、ちょっとうっとうしいと思ってしまった人です(笑)

まあ、女性は必死で戦っているので、旦那さんのことを気遣う余裕はないし、旦那さんはどうしたらいいか見当もつかない人も多いでしょうしね。

 

旦那さんはイライラを向けられること覚悟で、立ち会いに臨むことがマスト事項なのではと個人的には思います(笑)

 

夫の気分が悪くなってしまうことがある

出産は生命の誕生という、きらきらとした印象がある一方で、出血もするし、羊水や胎盤も出てくるしで、男性にとってはその生々しさが受け付けられない人もいるようです。

 

女性は生理もあるし、血は見慣れてますけどね。

男性はそういうわけでもないので、血が苦手で、立ち会ったはいいものの、結局最後まで見届けられなかったということもあるようです。

 

うちの旦那さんも、気分が悪いまではいかないものの、初めは隣にいたはずが、赤ちゃんが生まれた時には、だいぶ後ろのほうにいましたね。。

おそらく見ていられなかったんだと思います(-"-)

男性はそれなりの覚悟をもって立ち会う必要がありそうですね。

 

我が家の立ち会い出産エピソード

 

私は微弱陣痛でなかなか本格的な陣痛が始まらず、丸2日の入院ののち、やっと出産という感じでした。

 

里帰り出産だったのですが、入院してすぐ旦那さんはこっちに合流しました。

入院1日目は実家に泊まっていたものの、2日目は昼頃からずっと病院に。

夜も私の部屋に泊まってもらい、3日目の午前中にやっと陣痛が来たため、一緒に分娩室に入り、出産にも立ち会ってもらいました。

 

▼詳しい出産エピソードはこちら

www.hanmaman.com

 

立ち会い出産を経験した私の本音

 

私自身は立ち会い出産を希望していなかったものの、振り返ってみると立ち会い出産にしていてよかったなと思います!

 

無神経な旦那がナイーブな私の救いに

理由は1人で長い陣痛を乗り越えるのはしんどすぎたからです。

実際、分娩台に乗ってからはスムーズにお産が進んだので、いてもいなくても一緒だったんですがw

私の場合は、弱いといってもまあまあ痛い陣痛がずっと続いていて、「この痛みはいつまで続くんだろう」と結構ナイーブになっていました。

でも、割と無神経な旦那は、そんなことも気にせずいつも通り、病室で仕事したり、冗談を言ったりして過ごしていました。

 

「早く産みたい、早く家に帰りたい」とかなり神経質になっていた私は、そんな無神経な旦那がいたから、「まあそのうち生まれてくるだろう」と楽観的に考えられて、気楽に過ごすことができたと思います。

 

夜中に陣痛が強くなってきて、寝てもいられないくらいの痛みになっても、いつも通りぐうぐうといびきをかいて寝ている旦那を見ると、平常心を取り戻して落ち着くこともできたんですよね。

普通だったらいらいらするところなんですけど、やっぱり1人の不安を1日目で経験した分、いるだけで安心と思えたような気がします。

思い返すと、もうちょっと緊張感持てよ!といらっとしますね(笑)

 

出産は何が起こるかわからない!1人だと不安でも2人だと安心

私の場合は出産前が1番しんどい時間でしたが、人によっては分娩が長引いたりすることもあると思います。

私は出産のときは立ち会いはいらなかったと思っていますが、分娩が長引いていたとしたら、立ち会ってもらってよかったと思うはずです。

 

やっぱり精神的にしんどい時間を1人で過ごすのと2人で過ごすのとでは、安心感が全然違うのは確かです。

 

何事もなく出産できるのが1番だし、それであれば立ち会いなんていらないと思う人が多いかもしれません。

でも出産は本当に何が起こるかわからないので、立ち会い出産を希望していなくても、いざとなったら立ち会える状況に置いておくということを考えてもいいのかなと思います。

ただし、何をしてもらうわけでもなく、ただそばにいてくれる要員として考えておくべきだと思います。

でないとイライラの要因になってしまいます( *´艸`)

 

立ち会い出産を経験した旦那の本音

 

旦那側の意見としても、立ち会い出産をして良かった!とのことでした。

ただし、やっぱり出産現場の怖さも目の当たりにしたのも事実のようです(笑)

 

立ち会い出産で初めて父親としての自覚が生まれた

やっぱり私の旦那も、妊娠の期間だけでは、父親としての実感は全くなかったらしいです。

なんとなく、「子供が生まれたら父親になるんだろうな」くらいのイメージ。

なめてんのかという話ですが、実際男の人はこの程度なんですかね"(-""-)"

 

いざ出産に立ち会って妻が苦しんでいる姿を見ることで、産みの苦しみを理解。

この苦しみを理解したことで、子どもを持つことの重みを感じることにもなったよう。

「妻がこれだけ頑張って生んでくれたんだから、自分もちゃんと父親にならないと」

みたいな責任感も芽生えてきたそうです。

 

さらにこれまで自分の恋人/妻だった人が、「母親」になる場面を見たことで、自分も「父親」になる意識が高まるという、わかるようなわからないような現象も起きていたみたいです(笑)

 

まあ、うちのような、父親としての意識が低い旦那さんには、立ち会い出産はいいきっかけになるのかもしれないですね♪

 

やっぱり血が怖かった、立ち会い出産は見ているのも苦しい

立ち会い出産と言っても、旦那さんができることは限られていますよね。

声をかけたり、手を握ったり。

うちは、最終的にすべて私が拒否したので、旦那は本当に後ろで見ているだけでした。

 

そのため、苦しんでいる妻に対して自分は何もできない、ただ見ているだけという状態のつらさはあったようです。

もし何かトラブルがあったとしても、何かができるわけではないので、ここにいてどうしたらいいんだろうという歯がゆさは少なからずあるかもしれないですね。

 

血が苦手な人は、とりあえず見えそうな範囲は見ないようにするのが、おすすめだということです(笑)

 

夫婦でメリット・デメリットを共有したうえで選択

 

立ち会い出産は、私たち夫婦も実際に感じたように、メリットもデメリットもどちらもあります。

もし、立ち会い出産にしようか悩んでいる場合は、メリットもデメリットもどちらもきちんと話し合ったうえで、夫婦にとって良いと思うものを選択するのがいいと思います。

 

夫婦2人での子育てという共同作業の始まりとして、きちんと話し合う癖をつける良い機会かもしれないですよ♡